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黒潮実感センター
神田さん



















海洋博士も
84メンバー

高知中心部から
西へ西へと車を走らせること3時間。
84メンバーが向かった先は大月町柏島。
気持ちよく晴れた5月の柏島の海は
驚くほど透き通ったブルーでした。
今回、案内してくれたのは
黒潮実感センターの神田優さん。
海洋博士です。
柏島に移住し、
「島がまるごと博物館」と捉え、
NPO法人黒潮実感センターを
立ち上げます。
なぜ、海洋博士が
84プロジェクトメンバー?
とりあえず
海へ出ましょう

話もそこそこに、
早速全員で船に乗り海へ。
神田さんにだけ懐くイルカに驚いたり、
岩に張り付く貝「クボ」
(刺身で食べると絶品)を採ったり、
柏島の多様な生物に、
子どもに戻ったような気持ちで興味津々!
柏島周辺の海にはなんと
約1,000種もの魚がいるそう。
柏島をはじめ、高知の海がこれほど豊かな
海洋生物に恵まれているのは、
実は「山」が深く関係しています。
84%の森林によって
豊かな土壌が育まれ、
そこから注ぎ込む栄養が、
高知の豊かな海洋生態系を
作り上げているのです。
間伐材でつくる
海の中の森

伺った前日に
アオリイカの産卵床を作るため、
大月小学校の6年生、ダイバー、
漁業者などで協力し、海底にヒノキの
設置をしたと話してくれた神田さん。
今年は木材が乾燥しすぎていたため
浮いてきてしまい、大変だったそう。
柏島では、温暖化で
「海の森(藻場やサンゴ礁)」が減り、
アオリイカが減少。
そこで海底に山の間伐材を設置し、
人工の産卵床を作る活動を
行っています。
設置した間伐材は
1年で分解されて海の栄養となります。
防災植物
おさんぽハンター

夕方には防災植物の採取へ
防災植物とは災害時、
命を守る食糧や薬になる
身近な植物のこと。
雑草で荒れているように見える場所も
実は食材の宝庫!
神田さんはいつも散歩しながら、
何食べようかな〜と
植物を探しているそうです。
採った植物は84メンバーの
防災植物の専門家
斉藤香織さんに調理してもらい、
海の幸と一緒に
美味しくいただきました。
海と向き合い
山を買う

海の専門家である神田さんですが
海とは切っても切れないのが
津波の心配。
そこで、黒潮実感センターを
安全な場所に移転すべく、
84の山を買い、
自ら開墾を始めた場所を
案内してもらいました。
災害時に島民が避難して過ごせるように
その場の資源を活用しながら、
畑や井戸、テント場や、トイレなどを
完備した場所になるそう。
災害時、自然は脅威ですが、
きちんとした知識を
持って活用すれば、
大事な資源にもなりえます。
日本一の森林率を面白がり、
楽しみ、学ぶ。
84プロジェクトから、
土地のマイナスをプラスにする
パワーが生まれています。

高知県香北町
waravino村






川沿いの
小さな集落
今回訪れたのは、84プロジェクト
設立当初から理事として活躍されている
畠中智子さんの故郷 香北町蕨野地区。
美良布から大栃へと向かう国道沿いにあり、
田畑や民家、山林がギュッと詰まっている。
コミュニティー
の再生
迎えてくれたのは、
西野晋平さん(智子さんのお父様)
蕨野の歴史や人口減少が進む現状を、
次世代への思いと共に語って
くださいました。
そして智子さんからは、
社業で培ってきた若者の教育、
交流事業を、この地の自然資源を
活かしながら展開していく
構想について紹介がありました。

いざ山へ!



炭焼き小屋
ワクワクするお話を聞いた後は、
西野家が所有する山の見学に。
近隣に2箇所が点在していて、
1箇所目は神社周辺の背後から
尾根へと広がる檜と杉の林。
中々に急な斜面で、
間伐など行うにしても
結構技術が必要な印象でした。
2箇所目はここ数年間で
少し伐採や搬出もしたそうで、
比較的傾斜が緩く、
さらには作業小屋や炭窯などもあり、
こっちの方がとっかかりを
イメージしやすい雰囲気。
繋ぎたい風景

見学の締めくくりは、
道路と物部川との間に拡がる棚田の風景。
言葉で説明するのは難しいけれど、
懐かしい、美しいと感じる気持ちが
湧き上がってくる。
これが郷愁を呼び起こす原風景という
ものなのかもしれない。











